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このページでは、輸入住宅のメリット・デメリットについてご紹介します。輸入住宅にはその他の住宅と同様、メリットもあればデメリットもあります。それらをしっかり把握したうえで購入した方が、後悔するケースが少なくなるのは間違いありません。
輸入住宅のメリットとして、まず注目したいのは何と言ってもデザイン性です。輸入住宅には南欧のリゾート地を彷彿とさせるようなスパニッシュ、北欧らしいスタイリッシュさのスカンジナビア、田舎の温もりを感じさせるフレンチカントリー、古き良きイギリスを思わせるチューダーなど、実にさまざまなスタイルが存在します。どれも家の外観にこだわりを持つ国の建築らしく、高いデザイン性を誇っているのが特徴です。
また、ただデザイン性が高いだけでなく機能性においても優れた性能を発揮するのが、輸入住宅の持ち味。北欧や北米は日本と比べても寒冷な気候のため、断熱性・気密性の高さはかなりのものです。加えて、特に北米スタイルの輸入住宅はツーバイフォー工法となっており、日本住宅の基本となっている在来工法に比べて耐震性が高いというメリットも見逃せません。
そのほか、工期が短かったり石膏ボードを使うため耐火性が強かったりなど、輸入住宅は実にさまざまな魅力を備えています。
輸入住宅のデメリットとして大きいのが、メンテナンスが手間になるという点です。どんな住宅にも寿命は必ずあり、定期的なメンテナスを実施しなければそれだけ寿命は縮まってしまいます。しかし、輸入住宅は海外から素材を輸入して作られるもののため、このメンテナンスが一般住宅に比べて大変になるのは間違いありません。輸入住宅に詳しい業者をあらかじめ調べておくなどといった対処が必要になるのは確実でしょう。
また、一般の住宅に比べるとインテリア選びが難しくなるのも、輸入住宅の特徴。欧米では家の雰囲気に合った家具選びが常識となっていますが、日本国内で輸入住宅に合った家具を揃えるのは難易度が高いと言えます。もしも輸入住宅購入を考えているのであれば、あらかじめどんなインテリアを揃えておくかを決めておいた方がいいでしょう。
そのほか、輸入住宅には「日本の住宅に合いにくい」「費用が高い」などといったデメリットがあるため、事前に注意しておくのが大切です。
※1:2019年12月時点で「建築家O-uccino」に登録されている神奈川県の女性建築士でもっとも海外経験の長い建築士在籍
※2:オリコン顧客満足度調査「ハウスメーカー 注文住宅」ランキング総合1位(2015年~2019年)